top of page
LTMU0286.JPG

​キャッスルロック

​キャッスルロックは、コモド島の北にあるギリラワラウトのさらに北側に位置する、コモドを代表するポイントのひとつです。ロックのトップが水面から5m程下にあり、多くの珊瑚にビッシリと覆われています。このポイントはカレントが強いことも多く、素早い潜行が必要となりますが、その強いカレントによって、ホワイトチップシャーク、ブラックチップシャーク、ロウニンアジ、ナポレオンフィッシュ等の大型回遊魚が捕食している姿をよく確認できます。

​バトゥボロン

​バトゥボロンは、コモド島とタタワ島の間に位置する、80m程の岩礁です。ロックのトップが水面から見え、角度によっては、岩に穴が開いている姿が確認できます。主に、カレントの流れが来る岩礁の反対側から潜行し、カレントの両サイドをジグザグしますが、カレントが弱いときは、岩礁をグルっと一周することもできます。魚影の濃さは数あるコモドのポイントの中でも随一で、水族館にいる様な気分になります。大小様々な魚を観察できますが、時にはイルカの姿を見かけることもあります。

マンタポイント

コモド島東にあるリーフで、マンタのクリーニングステーションが点在するサイトです。運がよければボート上からや、シュノーケリングでもマンタの姿を確認することができます。流れが強いときは、クリーニングステーションの周辺で、カレントフックを使い、じっくりとマンタの姿を楽しめます。多いときでは10匹以上のマンタが行列作っているシーンも見れます。他にも、ブラックマンタや、ホワイトチップシャーク、タイマイ、アオウミガメ、マダラトビエイ、カンムリブダイの群れ等が見られることがあります。

​コルドロン

​コルドロンは、ギリラワダラットとギリラワラウトいう、二つの島の間、海峡を抜けていくサイトで、主に引き潮の時に、北側から南へドリフトしていきます。途中、深さ23m程度の大きなフィッシュボウルがあり、そこを過ぎた後、深度を上げたあたりからショットガンが始まります。カレントに流されながらフローしましょう。マンタポイント以外では、ここでもよくマンタの姿を観察することがあります。

​シアバクチル

シアバブサールの対岸にある小さな島で、引き潮の時に、島の東側を、島の輪郭に沿って、スローピングリーフを右手に見ながら、北から南にドリフトする、比較的上級者向けのポイントです。途中リーフがオーバーハングになっている箇所があり、流れが弱ければ中に少し入ることもできます。島の南側ではジュゴンの目撃例も多い、最近注目のポイントです。

​コモド周辺のダイビングポイントは、温暖な透明度の高い、北からのフローレス海と、南側インド洋からの、栄養分を多く含む深層水が混ざり合い、周辺に浮かぶ島々から成る、入り組んだ地形が、コモドならではの、複雑でかつ、速い潮流をつくり出します。こういった環境が、他では類を見ない、豊富な海洋生物層を生み出しています。

bottom of page